2019/09/21

最近みにいった展示のこと




写真は、原田治展 「かわいい」の発見

先日展示を観に行ってきました。
今日はそのお話です。



夏に入ってからほとんど・・全くというほど展示を見に行っていなかった。夏に入った時はまだ大丈夫だけど、中盤から段々と遠出をしなくなる。SHIBUYA TSUTAYAさんでのイベントやサマソニの予定をそれまで入れていたので意外と夏を楽しんでる・・?!と思ったけど、そんなことなかった。通常通り夏に弱く、いつの間にか今年も紫外線アレルギーのような症状が皮膚に出ていた。

さらには放射線治療でたまに微量な倦怠感があり、気づくと寝ている時が。9月に入り、夏もやっとこさ終盤…とは言え未だ不安定な天気の日々が続いているが、放射線治療が早い時間なのでこれさえ終えればそのままどこかへ直行できる!とやっと気づき行ってきた、原田治展。イラストレーターにとっては必須科目。

※放射線治療は9月中旬で無事に終えました。月末より、長年に渡るホルモン治療が始まります・・・!




自分の範囲だけだが、SNSでよく見かける展示入り口の作品。を男の子も一緒に。
実は、そこまで原田さんの作品が好きかというとそうではない気がする。ただ自分に一番馴染み深いのがミスタードーナツ。ピーター佐藤さんのデザインもはっきりと覚えている。私が幼稚園の頃、おそらくよく行ってた、と思うがファーストフード等に厳しい目を向けマックにも私を連れて行かなかった母がそんなに連れて行くわけがない。まぁそんな数回でもミスドは楽しかったんだなと、今でも大好きです。
大学での先輩で、卒業生の実績に載っていた時に意識するようになった。

その意識がさらに強くなっていったのは、自分もイラストの仕事に携わりイラストレーションについて悩んだり考えたり研究する時。単純に、すごいということとせっかくなら展示会とかあったら絶対観たいと思っていた矢先に今回の展覧会。逆に予習をせずに行こうと思った。


一部撮影の許可があり、せっかくなので写真に収めた。会場は「かわいい〜」「なつかしい〜(ミスド)」という声が目立ち、30〜40代と思われる女性の方が多め。印象に残ったのはan・anのイラストカットのところで「あ〜懐かしいね、覚えているよ」と話しているご夫婦の会話。とてもリアリティがありました、映画「ボヘミアン・ラブソティ」で両脇に座っていた中高年の方が号泣していた時と同じくらい。私は自分の親が昔の原宿の話をよくしていたので、イラストとともに当時の記事内容もじっくり。



子供の頃〜貴重な学生時代の頃、現役時代やイラスト以外での作品など。
タロウという犬さんを飼っていて、そのビデオもありました。まるでグラビアアイドルのイメージビデオのようだ・・(犬好きからの目線)。世代もあると思うんですが、アメリカへの憧れというものを強く感じられました。私の世代?は雑誌Oliveが終わり、そのあとアメリカの西海岸系のものが多くみられたりその後北欧デザインが・・・まとまりないですね、やめます。こんなずっと書いてるけど、文章力ないので。いろんな海外のインスピレーションがあったような、と言いたい。人によるんでしょうけど。私もあります、憧れ。

テイストを、10種類ほど持っていたというのはおおっでした。
でもどれも原田治さんで、それは原田治さんマジックなのですかね。

学生の時に、原田さんの展示観たかった。わがままだけど。イラストレーターのなるほども詰まってるし、なんだろう、イラストに関わっているひと全員の必須です。学生時に観て、仕事するようになってからもう一度観る、のが理想(無理)。ちょっと制作方法や自分の作品に息抜きを入れたい時に原田治さんの人生をゆっくり鑑賞するのもいいのではないでしょうか。

9/23まで。もうあと数日ですが、興味があろうがなかろうが観に行ってみてください。






ちなみに、こちら最後に飾ってある作品。
私には強く響いた。

原田さんは戦争経験者ではないが、戦後生まれ。戦後のどさくさを小さいながら感じたことはあるはず。それに黒澤明監督の精神が絡む。険しい表情とメガネに映る、工場の風景が印象的なイラスト。ここ数年戦争体験の話をする方が増えてはいるものの、残された私たち人間が争いごとに対しどう意識を持てるかが未来につながるのではないかと、どのくらいの人たちがどう向き合っているのか不安に感じています。

私がいた時は、素通りしている方を数名見ました。
原田治展「かわいい」の発見 の最後の一点。






CHOU YI(周依 チョウ・イー)「BGM」
ギャラリールモンドにて。

CHOU YIさんは、台湾のイラストレーター。
こちらでは、80〜90年代頃の台湾での曲からインスピレーションを得て描かれた作品が展示されています。

CHOU YIさんの作品を拝見することは初で、海外からのアーティストなので時間を作って見に行った。会場ではそれらの曲が流れていて、作品もポップな雰囲気だが少し虚ろげそうな人物がいて、ほぉぁ〜となる興味深いものでした。

ギャラリーのオーナーさんによると、中国との関係の話につながる。CHOU YIさんが育ってきた台湾と、そして吸収してきた外国からの風とが絡んでくる。私は台湾の友人も多く、今年二度目の台湾行きが決まっているがそういえば何もしらない。そのことを踏まえて改めて作品を観ると新しい複雑さが見えてくる。日本人にはどう見えるのか、も興味があると感じた展示会だった。

とても面白いです。9/22まで。
日数が少ないけど、行け!